スキノスについて
SKINOSとは、マスティハを表す古代ギリシャ語です。 そのマスティハを使ったSKINOSの香りは、一口では言い表すことができません。太陽が降り注ぐ地中海の岩場のような、野生のハーブに覆われた香り、砕いたジュニパーベリーや刈り取ったばかりのスペアミントの葉のような、雨に濡れたシダーウッドやバイオレットのエッセンシャルオイルのような、心を揺さぶるような深い香りをまとっています。やさしい甘さの中にも爽やかさがあり、フルーティーな中にも繊細さがあり、そのバランスがスキノスを非常に万能なものにしています。そのままでも、冷やしても、食前酒や食後酒としても、また色々なカクテルに使ったり、料理で魚などの味付けに使ったりして、地中海ならではの味を楽しむことができます。
スキノスはギリシャ産のリキュールの中でも最も人気の高いもののひとつで、国際的なカクテル大会で供されるレシピに使われたりと、様々な場面で活躍しています。お酒のプロも認めるユニークな味わいを、ぜひお試しください。
マスティハについて
マスティハは紀元前600年頃から、消化促進など様々な効果を持つ自然食品として知られています。マスティハはマスティハの樹からとれる樹液で作られており、その樹は地中海東部の火山島「ヒオス島」にだけで見つかっている、ミステリアスな存在です。古代ギリシャ人、古代ローマ人、ビザンチン、ジェノバ、オスマンらが世界中に広め、地中海原産の食品として広く知られるようになりました。医学の祖と言われるヒポクラテスはかつて、マスティハと蜂蜜を混ぜたものを腹痛や風邪の治療に用いていたと言われています。現在でも、ギリシャではガムやアイスクリームなど幅広くマスティハが使用されており、口腔ケアや消化促進の効能についても、様々な学術論文が発表されています。マスティハの樹液は、長い伝統に則り、熟練した採取者の手により慎重に収穫されます。1本のマスティハの木から採れる収穫量は年間およそ80gから200gです。