オリンピック・ブリュワリーについて
オリンピック・ブリュワリーは、ミソス・ブリュワリーとオリンピック・ブリュワリーの合併によって誕生した、ギリシャ国内ビール市場における最大規模の企業の1つです。ギリシャのDNAとカールスバーグ・グループの世界的な力学を融合させ、ギリシャのビール市場をけん引するだけでなく、変えていくことができる企業として注目を集めています。
テッサロニキのSindosとエヴィア島のRitsonaに年間210万ヘクトリットルの生産能力を持つ2つの自社工場を所有し、FIX Hellas、FIX Dark、FIX Anef、Μythos、Mythos Radler、Kaiser、Henninger、Tuborg Soda、Τuborg Tonic Water、Tuborg flavors Lemon / Lime-Green Tea / Orange-Cinnamon Sodaという10種類のブランドを生産しています。
オリンピック・ブリュワリーはギリシャ国内外のパートナー、ベンダー、販売店の幅広いネットワークを利用し、世界5大陸35カ国以上で営業し、毎日何千人ものお客様に製品を提供しています。同時にオリンピック・ブリュワリーはデンマークのCarlsberg、フランスのKronenbourg 1664 Blanc、アイルランドのGuinnessとKilkenny、ベルギーのGrimbergen、イタリアのAngelo Poretti、バイエルのWeissbier Schneider Weisse、炭酸サイダーのSomersbyなど世界で最も有名なブランドをギリシャで輸入し販売しています。
1864年 (日本では江戸時代)から続くブリュワリーの歴史
FIXの歴史
トルコからの解放後、ギリシャが復興しようとしていた頃、イオアニス・フィクスは父親を探すためにミュンヘンから戻ってきました。イオアニスはイラクリオン（アッティカ）に移り、その時期に多くのバイエルンの将校がギリシャに移住していたことから、ビールの製造を開始しました。その結果、イオアニス・フィックスは、家族の名前を冠したギリシャ初のビール「FIX」の製造を開始したのです。
このビールの大成功を受け、イオアニス・フィックスは近郊のコロナキに醸造所を移転することになりました。FIXビールはギリシャ人の間で人気を博し、ファッショナブルになり、アテネ全土に広がり始めたのです。
イオアニスの息子であるカルロス・フィックスが亡くなり、2人の息子、ヤニスとアントニスに工場が託されました。2人の兄弟は懸命に働き、ビジネスをさらに成長させることに成功しました。ギリシャ産の大麦を使ったビールを製造するためにモルトハウスを設立し、余剰農産物を保存するための巨大な冷却室を建設したのです。FIXはギリシャにおけるビールの代名詞となり、あらゆる家庭、広告、さらには映画館など、様々な場所で目にするようになりました。
そして現在まで、FIXはギリシャのみならず、世界の様々な国で楽しまれています。
150年の歴史を、ぜひお楽しみください！
