ハリタトス・ヴィンヤードはケファロニア島のリクスーリに佇む小さな家族経営のワイナリーです。 1863年に建てられた石造りの小屋とその周りの風景には、代々紡がれてきた歴史が静かに刻まれています。 ハリタトスの葡萄は全てが手摘みで収穫され、ワインは自生の酵母で自然的に発酵させるスタイルです。 ケファロニアの美しい自然を彷彿とさせる優しい味わいが特徴です。 芸術や文化を愛するケファロニア人の間では知る人ぞ知るワイナリーで長きに渡って愛されてきた作り手です。
ハリタトス・エステート(ハリタトス・ヴィンヤード)のモダンなブティックワイナリーは、1863年に建てられた農家を中心に、果樹園、オリーブ畑、植物園、薬草園、ブドウ園がある活気あふれる土地にあります。ケファロニア島の土着品種をリクスーリの地で有機栽培し、ケファロニア島のテロワールを広めることをワイナリーの目標としています。
ケファロニア島はイオニア諸島南部に位置する、イオニア諸島の中で一番広い面積を持つ島です。山がちな島で、平地は全体の面積の15%しかありません。ケファロニア島のワイン生産の豊かさは、2つの主な要因、すなわちその素晴らしい希少品種と、多様なテロワールのおかげです。ダイナミックなマヴロダフネ、タンニンの強い白ヴォスティディリなど、すべて醸造学的にもユニークな希少品種です。それぞれの品種の理想的な畑で栽培を行うことで、最高品質のワインを提供することができ、幅広い種類の厳選されたワインを生み出しています。
島の中心にあるアイノス山脈は、ケファロニア島を北部と南部に分けており、非常に短い距離の中でも多くの異なるブドウ畑と、多くの異なる微気候を作り出しています。また島では昔から地震が多く、そのことが地域ごとに異なる土壌組成とともに、島の形態にさらに大きな多様性をもたらしています。ケファロニア島はフィロキセラの発生が遅く(1970年)、古い自根のブドウ畑が現在まで保存されていることも、高品質なワイン造りの可能性を高めている特徴となっています。